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運動器リハビリテーションのすすめ MRIで痛みの要因を究明 老化による筋力低下「サルコペニア」改善に尽力
加齢によって心身が衰え、日常生活で介護が必要になる手前の状態「フレイル(虚弱)」。かすが整形外科クリニックの春日雅人院長は「フレイルの最も大きな原因の一つは『サルコペニア』といって老化による筋肉量の低下にある」と話す。
同院は開業医では珍しくMRIを完備。「腰部脊柱管狭窄症や頚椎症によって下肢の運動力低下などを引き起こし、健康寿命が低下してしまう。診断にMRIを導入することで、痛みやしびれの原因が病的なものか、神経圧迫によるものなのか、早く精密に見極められる」と院長。院内には広いリハビリ室があり、運動器リハビリテーションによって、低下した関節機能や筋力をできる限り回復しサルコペニア予防改善に努めている。
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