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市議会2020年度予算案を可決 一般会計は前年比4・8%増の642億円

政治

公開:2020年3月27日

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市議会2020年度予算案を可決

 鎌倉市議会2月定例会は3月25日、2020年度予算案を可決して閉会した。行政運営の基礎的な経費となる一般会計は、前年度の当初予算に比べて4・8%(29億6970万円)増となる642億870万円となった。

 増加の主な要因は、前年度から引き続いて実施する小中学校のトイレ改修や幼児教育の無償化にかかわる経費など。

 目的別では、保育所、認定こども園に対する給付事業や障害者の介護給付事業など、福祉等に充てる経費である民生費が41・1%、ふるさと寄附金推進事業や本庁舎等整備事業などにかかる総務費が12・7%と大きな割合を占める。

 「災害対策や環境負荷の低減といった『守り』と、深沢地域整備事業、スマートシティ構想の策定など未来に向けた『攻め』のバランスをテーマにした」(松尾崇市長)として、緑の維持管理、市民に正確な災害ハザード情報を提供するための「公開型GIS防災マップ」の運用開始、避難所で使えるパーテーション、簡易型シャワー、発電機の備蓄などの防災施策、ペットボトルの発生抑制を目的としたウォーターサーバーの設置、レジ袋の削減などの環境負荷の低減、特殊詐欺被害防止機能を有する機器への費用助成や、運転免許返納者にバス乗車券等の購入助成を行うなど高齢者施策、国の「GIGAスクール構想」に対応した市立小中学校のICT教育環境の整備・充実、市立小中学校全校の図書館への冷暖房設備設置のほか、放課後かまくらっ子を新たに7校で開設、ひきこもり支援、障害者の就労支援、深沢地域の整備については「まちづくりガイドライン」の基本方針策定など、21年度の都市計画決定に向けた準備を進める、とする。

市議会2020年度予算案を可決-画像2

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