長い在宅時間のお供が、ラジオという人も多いはず。鎌倉エフエム(82・8Mhz)で4月から始まった新番組の一つが「鎌倉アンティークス土橋正臣の『ノーアンティーク・ノーライフ』」(毎月第2木曜日午後11時〜11時30分、再放送第4木曜日の同時間)だ。
パーソナリティを務める土橋さんは約30年前、旅行で訪れたイギリスでアンティークの魅力のとりことなった。以来、家具や雑貨、絵画等の収集を始めたほか、店舗や住居のコーディネートも行うように。2012年に「鎌倉アンティークス」を立ち上げ、鎌倉や横浜でギャラリーやティールームを展開する。
番組は毎回、特別な鍵を持つ人だけが入れる「大人の社交場」を土橋さんとアシスタントの水丘ヨリコさんが訪れるところから始まり、そこで出会ったゲストからアンティークの魅力や欧州文化などについて聞いていく、というスタイルになっている。
4月9日の第1回放送のゲストはブリキのおもちゃ博物館の館長、北原照久さん。1年ほど前に知り合って意気投合したという2人が、アンティークだけでなく大好きな音楽まで「ディープな」会話を繰り広げた。
番組をスタートさせた意図について土橋さんは「アンティークというとただ古いもの、と思われがちだが、古いものでも本物には心の琴線に触れる新しさが存在する。こんな時代だからこそ本物の価値を未来に引き継いでほしい、と考えた。上質な大人の時間を鎌倉の皆さんと共有したい」と話している。
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