江ノ電グループの江ノ電エリアサービスは、11月18日から江ノ電鎌倉駅など3駅でスマートフォンなどモバイル端末の携帯式バッテリー(充電器)をシェアできるサービスを開始した。貸与は有料。観光だけでなく、震災などの非常時には無償で貸し出し、利用者の情報収集等をサポートする狙いもある。
貸し出されるバッテリーは、Charge(チャージ)SPOT(スポット)という大型ディスプレイの側面に差し込まれており、利用者は専用アプリをダウンロードし、必要な手続きをするとレンタルできる。機器をつなぐケーブルも3タイプ内蔵されている。
移動や食事の情報収集など、観光の場面でも欠かせないスマートフォン。「充電が切れると観光も”止まって”しまうが、必要なときに充電できれば観光や生活の質が上がる」と同社担当者。
当面は江ノ電鎌倉駅(改札内のエキナカショップことのいち鎌倉店内)と藤沢駅(改札横)、江ノ島駅(券売機前広場)に設置。今後は観光集客がある駅や同電鉄が管理する観光施設などでも導入を検討するという。同様のスポットはコンビニエンスストアやドラッグストアなど市内だけでも数十カ所に設置されており、空きがあればどこでも返却できる。
料金は最初の1時間未満で150円、48時間まで300円。その後1日150円で使用できる。
また、震度6以上の地震が発生した際は48時間無償提供され、緊急時の連絡や情報収集に活用できるという。
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