休日夜間急患診療所が12月8日から、従来の施設に隣接する材木座保育園跡地へと移転した。同診療所は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「受診控え」で利用者が激減している。関係者は「感染対策を徹底し、患者さんと医療従事者を守る体制を整えたので、体調の不安がある人はきちんと受診を」と呼びかける。
休日夜間急患診療所は、鎌倉市から委託を受けて鎌倉市医師会(山口泰会長)が運営しており、同医師会が事務所を置く地域医療センター(材木座3の5の35)内に設けられてきた。
平日は午後7時から10時45分、土曜日は午後6時から10時45分、日曜・祝日や年末年始は午前9時から11時45分と午後1時から4時45分、6時から10時45分に患者を受け付け、診療科目は内科と小児科。
昨年度の利用者は1886人。例年2000人前後で推移してきたが、新型コロナウイルスの感染が拡大した今年度は4〜10月の利用者が132人で、前年同時期(750人)の2割にも満たない水準となっている。
そこで市と医師会では、現在の施設と隣接し2017年11月に運営を停止した鎌倉市立材木座保育園の跡地(材木座3の5の8)を利用することで機能の拡充を図ることを決定。新しい施設では発熱がある人とそれ以外の人との動線を分け、密集が生まれないようにするなど感染症対策を実施し、12月8日から診療を開始した。
利用に当たっては左のQRコードをスマートフォンで読み込み、質問に回答して問診票を送ったうえで電話(【電話】0467・22・7888)をすると診療がスムーズに受けられるという。医師会の山口会長は「特に発熱のある人は連絡の上、受診してほしい」と話している。
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