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鎌倉版 公開:2021年3月26日 エリアトップへ

動画投稿サイトの「寺歌」シリーズが話題の歌手 高畠(たかはたけ) 薫さん 山ノ内在住 41歳

公開:2021年3月26日

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高畠(たかはたけ) 薫さん

「誰かの心に届く歌を」

 ○…円覚寺内の塔頭寺院「佛日庵」。同寺が開設した動画チャンネル内で「寺歌シリーズ」として古今の名曲やオリジナル曲を披露し、その優しく繊細な歌声が人気を呼んでいる。「様々な反応を目にすることができてうれしい。お寺について知るきっかけになれば」

 ○…歌が大好きな両親のもとで育ち「自然と歌を仕事にしたいと思うようになった」。専門学校で学びオーディションに挑戦するうち、CMソングやカバーアルバムへの参加依頼が来るように。そうしたなか、出演していた横浜のライブカフェに来店していた佛日庵住職の宗一さんと知り合い、2009年に結婚した。10年に長男、17年に長女を出産。住職の妻として、母親として慌ただしい日々を送り「歌いたい思いはありましたが、あっという間に10年が経っていた」。

 ○…再び歌う機会が訪れたのは2年前。『桜』のヒットで知られるシンガーソングライターの河口恭吾さんと夫・宗一さんが知り合いだったことからプロデュースを依頼し、初のアルバムとなる『TODAY』をリリースした。「夫と出会い、培ってきた人とのつながりがチャンスをくれた。何歳になっても夢は叶うと気づけた」。コロナ禍で計画していたライブは白紙となっているが「少しずつ再開できたら」と焦りはない。

 ○…作詞作曲も手掛けており、作品の多くは身近な暮らしから生まれたものだ。「君を守れるなら他に何もいらない」と歌う『寝顔』は長男が1歳の時、難病のネフローゼと診断された時のことを詞にした。「昔は誰かに聞いてほしい、とばかりと思っていたけれど、今は歌のメッセージをどう伝えるかに集中できるようになった。経験を重ねたからこそ届けられる感情を歌い続けたい」



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