市政報告vol.6 鎌倉市財政は硬直化状態経常収支比率は全国769位 立憲民主党・鎌倉市政担当 岡田かずのり
鎌倉市の財政状況を知るために『全国都市財政年報』を調べたところ、最新の2019年度の経常収支比率は101・2%となり、792都市中769位という状況でした。
さらに鎌倉市の経常収支比率と財政調整基金の16年間の推移をまとめてみました(下表)。鎌倉市は過去に12年8月から2年間の給与等の暫定削減を行い効果額は2年間で18億1000万円。14年10月から議会が職員給与の削減(年間3億2000万円)を行い、現在も続いています。
節約ばかりで疲弊しているのが現状です。すでに財政調整基金も44億円と少なくなっており、増収策を考えないと大変なことになります。
そこで私は将来的な経常収支比率99%以下を目指して、21年度中に【1】市役所内に財政健全化を目指すためのチームを結成【2】職員を先進都市に派遣するなどしてアイデアを出し合い、収入確保のための具体的なプランを複数作成【3】行政の具体的案として確定【4】議会に提示、という段階を踏んだ上で22年度から事業展開し、短期に目標を達成していくことを提案したいと思います。鎌倉市の財政状況を健全化させるには待った無しです。
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