鎌倉商工会議所青年部(井上博登会長)はこのほど、子どもを対象にお金について学べる絵本『おかねってなぁに?』を鎌倉市に寄贈した。
この絵本は日本商工会議所青年部が制作したもので、日本資本主義の父と言われる渋沢栄一に子どもたちが「お金って誰が発行しているの?」「どうしたらもらえるの?」といった疑問について尋ねる内容となっている。
5月10日には同会メンバーが市役所を訪れ、松尾崇市長、岩岡寛人教育長に絵本を手渡した=写真。市内の公立・私立小学校に配布され、授業等に活用されるほか、図書館でも閲覧できるようになる予定という。
同会2020年度会長の木村信也さんは「渋沢が日本から世界を目指したように、この本をきっかけに次代を担う経済人が鎌倉から誕生したらうれしい」とし、現会長の井上さんは「渋沢は『誰かのありがとうが増えればお金が増える』と言っている。従来とは視点を変えたお金や経済活動の意義について、子どもたちに考えてもらえたら」と話していた。
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