鎌倉を拠点に、将来的なJリーグ入りや国際人材の輩出をコンセプトに活動するサッカークラブ鎌倉インターナショナルFC(鎌倉インテル)が5月30日(日)、今シーズンの開幕戦を迎える。
現在、神奈川県社会人リーグ2部に所属する同クラブ。昨シーズンは昇格決定戦で敗れるなど、過去2年はあと一歩のところで1部昇格を逃している。
今シーズン同リーグは、30チームを10チームずつの3ブロックに分け、各チーム1回戦総当りで9試合を行い、各ブロックの1位による昇格プレーオフが行われる予定となっている。
初戦の相手は大沢フットボールクラブで、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、時間や会場は非公開となっている。
チームを率いるのは河内一馬監督(28)=人物風土記で紹介。南米の強豪国アルゼンチンで指導者として学んだユニークな経歴の持ち主で、チームのブランディング責任者(CBO)も兼務する。「勝ちにこだわって1部昇格を目指したい」と語る。
元Jリーガー加入
頼もしい新戦力も加わった。5月11日に加入が発表されたミッドフィルダー内藤洋平選手は、桐光学園高校、立命館大学を経て京都サンガでプロとしてのキャリアをスタートさせた。
2013年には、ギラヴァンツ北九州に移籍。19年シーズンは主将を務め、北九州をJ2昇格に導いている。
技術はもちろん、J2、J3合わせて170試合以上に出場した豊富な経験と誠実な人柄で早くもチーム内の信頼を勝ち取っているという内藤選手。「鎌倉の皆様はじめまして。いよいよ昇格を目指す戦いの火ぶたが切って落とされます。鎌倉という素晴らしい土地に鎌倉インテルというサッカークラブがあること。ここにより多くの方が価値を見いだせるよう一歩ずつ歩みを進めたいと思います」とコメントを寄せた。
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