江ノ電・タンコロ見学、モノレール・5000系方向板
鎌倉市は9月1日から、ふるさと納税の新たな返礼品として鉄道関連の体験や限定品を加える。極楽寺車庫内で江ノ島電鉄の通称「タンコロ」に乗車できたり、他では購入できない湘南モノレール江の島線の全線開通50周年記念グッズが手に入ったりと、鉄道ファンにとってはうれしいお返しとなりそうだ。
生まれ故郷や好きな自治体など応援したい街へ寄付すると、所得税と個人住民税から寄付金額の一部を納税控除する「ふるさと納税制度」。8月2日の市役所での定例記者会見で松尾崇市長は、江ノ島電鉄(株)と湘南モノレール(株)に感謝しつつ、「ふるさと納税は年々増えている。この仕組みを使い鎌倉の魅力を発信していければ」と語った。
ふるさと納税のお返しとして江ノ島電鉄から今回提供される「タンコロ見学会」は、極楽寺の車庫にある108号車、通称タンコロへの乗車や写真撮影ができる。タンコロは1931(昭和6)年にデビューし、1980(昭和55)年まで運行。現在も動く状態で車庫に保存されている。
タンコロ見学会は、20万円以上寄付の18組限定。行先表示板(レプリカ1枚)、タンコロの歴史や現役時代の走行シーンをまとめた専用冊子(非売品)も進呈する。
湘南モノレールからは、寄付額に応じて「現役営業車両5000系方向板セット」(15万円以上/24セット限定)、「駅長体験」(1万2千円以上/78人限定)、寄付者がデザインしたヘッドマークを車両前面に付けて10日間運行する「オリジナルヘッドマーク装着・運行」(10万円以上/9件限定)の3種類。
今回のふるさと納税の受付は、ポータルサイト「ふるさとチョイス」で9月1日午前10時から。先着順。(問)市企画課【電話】0467・23・3000
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