大町にある別願寺(藤澤清孝住職)の本堂が建て替えられ10月11日、上棟祭が行われた=写真。
同寺は鎌倉公方代々の菩提寺で、境内には「永享の乱」を起こした4代鎌倉公方の足利持氏のものとされる供養塔がある。鎌倉三十三観音霊場の第13番。
本堂の建て替えは今夏から始まり、完成は来年3月を予定している。施工は株式会社金剛組。飛鳥時代の578年創業の世界最古の企業として知られ、国指定重要文化財なども手掛ける社寺建築のトップ企業。
式では檀家や関係者が見守る中、藤澤住職らが読経し、工事の無事を祈願。その後、場所を屋外に移し、屋根の一番高い位置にある棟に棟木を引き上げる「曳綱の儀」を参列者らが綱を持ち行った。続いて、宮大工らが伝統衣装を着け、棟木を屋根の一番高い棟に打ち固める「槌打の儀」や、邪気を払うために、弓を裏鬼門に向けて射る「鳴弦の儀」などを行った。
同寺は「皆さまのおかげで老朽化した本堂を建て替えることができ、感謝している。今後もこれまで通り、信仰の場として普及のために努めていきたい」と話した。
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