(株)カヤック(本社/御成町)が開発し、今年1月から鎌倉市内で導入された電子地域通貨サービス「まちのコイン」を活用したイベントが、10月31日(日)に鎌倉駅西口周辺で開催される。10月の食品ロス削減月間に合わせ、取り組みに協力した際に獲得できるポイントによって会場で体験が楽しめるなど、イベントを通じて人々の交流を促進していく。
「まちのもったいない大マーケット」と題し、カヤックの社員などで構成する実行委員会によって企画された今回のイベント。規格外野菜の販売、紙を自分で貼る金魚すくい、学校教材やハロウィン衣装の回収・交換、量り売りマルシェなどが予定されている。さらに、ステージでのウクレレ演奏や生ごみ処理機を作るワークショップ、キッチンカーの出店などもあり。
会場では現金による売買も可能だが、まちのコインを使うことでイベントをさらに楽しめる仕掛けが施されている。
会場はカヤックが運営する【1】ガーデンオフィス(御成町5の42)、【2】ぼくらの会議棟1階(御成町4の31)、【3】まちの社員食堂(御成町11の12)の3カ所。午前10時から午後4時30分まで。入場無料。(問)【メール】regional-info@kayac.com
コインで進めるSDGs&交流
カヤックがサービスを考案した「まちのコイン」は、鎌倉のほかにも、厚木市や小田原市など全国13地域で導入。鎌倉版まちのコインは、鳩の鳴き声にちなんで「クルッポ」と名付けられ、県や市のSDGs事業と紐づいている。
スマートフォンなどから無料アプリをダウンロードし、地域活動に参加するとポイントがもらえ、ポイントに応じて用意された体験ができる。カヤック担当者は「日本円ではできない人と人との交流を生み出せれば」と、クルッポを通じた地域活性を見据える。
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