東京パラリンピックの卓球女子シングルス知的障害のクラスで銅メダルを獲得した伊藤槙紀選手(37・市内在住)が鎌倉市市民栄誉表彰を受けた。11月3日の表彰式で、伊藤選手は「次のパラに向けて気合を入れて頑張りたい」と意欲を語った。
鎌倉市市民栄誉表彰は、市内在住で学術、文化、芸術、スポーツその他の分野において、特に優れた業績を挙げるとともに、広く市民に希望を与え、活力をもたらした功績の人を表彰する制度。創設された2012年に田中和仁選手(体操)、13年に亀山耕平選手(同)、18年に角野栄子さん(児童文学作家)が表彰されており、伊藤選手で4人目。
11月3日に鎌倉市議会本会議場で行われた表彰式で、松尾崇市長は「市民のみならず、多くの人に希望を与えてくれた。鎌倉市民であることを誇りに思う」と賞状を手渡した。伊藤選手は「すごくうれしい。強い海外の人と戦うことは勉強になった。次のパラリンピックに向けて気合を入れて頑張りたい。応援よろしくお願いします」と24年のパリ大会への意欲を語った。
深沢中学校1年の時に卓球を始めた伊藤選手。才能が開花し、翌年には全国大会、アジア大会にも出場。その後も国内トップ選手として、けがなどの困難を乗り越えながら活躍を続けた。前回のリオデジャネイロパラリンピックでは、手首の故障から思うような試合ができず5位に終わったが、今大会では準決勝に進出し、銅メダルを手にした。卓球で日本選手がメダルを獲得したのは5大会ぶりだった。
伊藤選手は、第70回神奈川スポーツ賞・パラリンピック賞も受賞した。
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