市内腰越を拠点とする白蓮会館湘南鎌倉支部の選手たちが、カラテ甲子園とも称される「第15回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会」を前に11月11日、松尾崇市長を表敬訪問した。
白蓮会館湘南鎌倉支部では、今春から秋にかけて実施された関東地区予選などを9人が突破し、11月23日(火・祝)に大阪で開催される全日本大会の出場権を獲得。清水怜央選手(金井高1年)と石原翔選手(片瀬中1年)を除き、野見山嘉瞳(かどう)(栄光学園中2年)・然宇(さりゅう)(七里ガ浜小3年)兄弟、樋本涼(手広中2年)・楓(深沢小4年)兄妹、波木井春陽選手(腰越小4年)、泉心選手(西鎌倉小3年)、佐藤絆太選手(西鎌倉小3年)の7人が市役所を訪れた。
同席した湘南鎌倉支部の野見山剛師範(49)は松尾市長に対し、コロナ禍で練習も制限された中で過去最多の9人が全国大会出場を決めたことを報告。松尾市長は「切符を掴むまで大変だったと思うけれど、おめでとうございます」と選手たちを称えた。
道場閉鎖、大会中止苦境を乗り越え飛躍
同支部ではコロナ前は全員揃って稽古していたが、コロナ下では練習拠点が閉鎖したり、大会も中止になったりと思うように競技に打ち込めず。それでも各々が自宅で練習を続け、全国の扉をこじ開けた。樋本兄妹は「兄妹で全国に出るのが夢だった。1番になりたい」と話し、野見山嘉瞳選手も「優勝を狙う」と力強く語った。
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