鎌倉市は1月20日、SDGsつながりポイント事業「まちのコイン」で昨年下半期に事業を多く利用したユーザーやサービス提供者らを、市役所で表彰した。
市内のSDGs推進を目的に、委託先の(株)カヤック(本社/御成町)が運営する電子地域通貨サービス「まちのコイン」。鎌倉の通貨単位をクルッポとし、市内のSDGsに関連する地域活動に参加するとポイントがもらえ、そのポイントに応じて加盟店などが用意するサービスを受けることができる。クルッポ導入から1年のこのタイミングで、昨年7月から12月までが対象の「クルッポアワード2021下半期」を企画した。
ユーザー部門は、期間中にクルッポを164回利用した「ko-zuさん」が1位に輝き、2位に「おちょあさん」、3位に「あかりママさん」。ユーザーに多く利用されたスポット部門では、1位が1078回の「かまくら駅前蔵書室」、2位に「西鎌みんなの家」、3位に「CHABAKKA TEA PARKS」と続いた。
また、市とカヤックで協議したSDGs貢献スポット部門は、「NPO法人アルぺなんみんセンター」を選出。難民を支援する同団体は、まちのコインのスポットとしてスリランカ出身者が紅茶を振る舞ったり、ミャンマー出身者が手相を見たりしてサービスを提供。事務局長の有川憲治さん(59)は、「難民への理解にもつながった」と受賞を喜んだ。
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