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鎌倉版 公開:2022年4月8日 エリアトップへ

小児医療費助成 中学生まで完全無料化 4月から所得制限撤廃

政治

公開:2022年4月8日

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会見に臨んだ松尾市長
会見に臨んだ松尾市長

 鎌倉市は4月1日から、小・中学生の小児医療費助成制度の所得制限を撤廃した。市は子育て支援のさらなる充実を掲げ、今回の所得制限撤廃によって、0歳児から中学3年生までのすべての子どもの「入院」「通院」にかかる医療費が無料となった。

 小児医療の保護者の経済的負担を減らし、健全な育成支援を図ろうと市が進めてきた小児医療費助成制度。1973年度に0歳児への助成を開始して以来、徐々に対象年齢を拡大してきた。

 2017年度には、「入院」と「通院」にかかる保険適用分医療費の自己負担額全額を助成する対象が、小学6年生までから中学3年生までに広がった。しかし、小・中学生には所得制限が引き続き設けられ、養育者の扶養家族が1人の場合は年収776万円、2人の場合は818万円などで助成対象外となっていた。

約25%の子どもが新たな助成対象に

 今回の所得制限撤廃により、市全体の約25%の子どもが新たに助成対象に。試算では、これまでの1万5400人から5788人増え、4月から2万1188人が対象となった。

 予算は1億7364万円増の6億4684万円を、2022年度当初予算に計上した。

 4月4日の定例記者会見で松尾崇市長は「子どもたちが、鎌倉でいきいきと健康に育ってくれることを願っている。子どもたちを見守り、保護者にも声をかけてあげられる温かい街を目指していきたい」と語った。

県内33のうち19市町村実施

 県内の33市町のうち、中学生以下に所得制限なしで医療費助成をしているのは、鎌倉市を含めて19市町村。その中でも、大井町、松田町、清川村は対象を18歳まで拡大している。

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