神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2022年4月15日 エリアトップへ

(PR)

大船中央病院に聞く 衛生面に細心の注意を 春頃から増加する食中毒

公開:2022年4月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
衛生面に細心の注意を

 食中毒は、有害な細菌やウイルスなどに汚染された食品を摂取することで引き起こされる(主な症状は吐き気や嘔吐、腹痛、下痢など)。その中でも、細菌が原因となる食中毒は、気温が上昇してくるこれからの季節に要注意だ。

 「暖かくなると細菌が繁殖しやすくなります。春からの新生活でお弁当を準備し、外出先で食べるようになる方もいると思うので、できる限りの予防をしていきましょう」。そう話すのは、大船中央病院に勤務する管理栄養士の柏倉弘恵さんだ。サルモネラや黄色ブドウ球菌、カンピロバクターなどによる食中毒の発生件数は春頃から増加し、6月〜9月にピークを迎える。

家庭でできる6つのポイント

 食中毒予防の3原則として、食中毒菌を「付けない・増やさない・やっつける」ことで家庭でも食中毒を予防したい。

 【1】食品の購入…消費期限を確認。温度管理が必要なものを購入したら、まっすぐ自宅へ。

 【2】家庭での保存…冷蔵庫・冷凍庫にものを詰めすぎると温度が下がりにくくなるので、7割程度に。肉や魚の汁が、他の食品にかからないように注意。

 【3】下準備…手をよく洗う。生の肉・魚を切った包丁やまな板は、洗剤でよく洗ってから熱湯をかける。生の肉や魚の汁が、生で食べる野菜などにかからないように離しておく。

 【4】調理…食品内部まで十分に加熱する。

 【5】食事…加熱したものでも、室温に長く放置しない。すぐに食べない場合は速やかに冷却し、冷蔵庫で保存する。

 【6】残った食品…時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てる。

 さらに、お弁当の定番・おにぎりを握る際などは、「ラップや手袋を活用するなどして細心の注意を払いましょう」(柏倉さん)。

 高温、多湿になるに連れて細菌の繁殖スピードはアップ。もし菌に汚染されていても、食品の味やにおいは変わらず判別できないため、「菌を付けないよう、衛生面が重要。こまめに手を洗う。包丁などの器具、台所を清潔に保つことを心がけましょう」(柏倉さん)。

衛生面に細心の注意を-画像2

大船中央病院

神奈川県鎌倉市大船6-2-24

TEL:0467-45-2111

https://www.ofunachuohp.net/

鎌倉版のピックアップ(PR)最新6

古地図案内人と隅田川散策

古地図案内人と隅田川散策

お得な初回は築地・勝鬨橋・佃島を巡る

3月7日

不動産を無料査定

三井のリハウス×タウンニュース

不動産を無料査定

応募締切は3月31日まで

3月7日

車売却はタックス港南へ

自動車税発生前の3月中に

車売却はタックス港南へ

地域密着店 無料の出張査定も

3月6日

正しく知ろう!乳がんのこと

大船中央病院 市民公開講座

正しく知ろう!乳がんのこと

3月15日午後3時から 要予約

2月28日

江の島で「春まつり」

江の島で「春まつり」

3月8日・9日 流鏑馬や稚児行列など

2月28日

リノベーションで新たな暮らしを

「想い出が詰まった家」だからこそ、壊さずに活かす──

リノベーションで新たな暮らしを

リベ湘南

2月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年3月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook