秋本局長（左）と松尾市長
鎌倉市と（株）ジェイコム湘南・神奈川（湘南・鎌倉局）は６月１日から、防災無線の情報をジェイコムの端末でも発信するサービスをスタートした。サービス開始を前に、５月20日には「行政告知放送の再送信に関する協定」を市役所で締結した。
今回の仕組みは、災害時など市が防災無線で流す音声情報を、ジェイコムの緊急地震速報端末を通じて、自宅など屋内にいる市民にも情報が届きやすくする。気象庁の緊急地震速報も配信。同社によると、防災無線で発信された数秒後に、端末から同様の内容が流れる。端末は、ジェイコムで提供している。
松尾崇市長は「防災無線での周知にも限界があるので、情報伝達手段が増えるのは心強い」とし、ジェイコムの秋本一茂局長は「市民の皆さんの安全確保へ取り組んでいきたい」と話した。
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