6月4日の「虫の日」に合わせ、建長寺の虫塚で虫供養の法要が執り行われ、鎌倉出身で、解剖学者の養老孟司さんら約100人が参列した。
虫塚は、解剖学を通じて長年虫を標本にしてきた養老さんが、昆虫を供養しようと計画。設計や周囲のデザインは建築家の隈研吾さんが手がけ、虫かごをイメージして2015年に建立した。
以降、毎年6月4日に養老さんと建長寺によって法要行事が開かれている。養老さんは、「みなさんが供養してくれることで、気持ちの休まる虫も多いと思います」と参列者へ感謝を述べた。
「虫が大好き」という北鎌倉在住の井本桂太朗ちゃん(5)と、友達の北林穣ちゃん(4)は虫かごを持って参列。僧侶の読経が響きわたる中、「虫さんありがとう」と虫塚に向かって手を合わせた。
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