鎌倉七里ガ浜に日本初のバレエスクールを開設し、「日本バレエの母」と呼ばれるエリアナ・パヴロバの顕彰碑(七里ガ浜1丁目1307番275)の復旧修繕に向け、鎌倉市がクラウドファンディングを8月から開始した。ステンレス製のアーチは、海に近いことからサビや汚れが見られ、敷地内の擁壁や階段にはひび割れなどもあり、所有者である市が修繕を計画。それと合わせ、説明版も設置する予定だ。10月13日(木)まで受付。
1919年にロシア革命を逃れて来日したパヴロバ。1926年頃に七里ガ浜にバレエスクールを開き、その後の日本バレエ界を支える多くの舞踏家たちが巣立っていった。1986年にはバレエスクールの跡地に有志によって顕彰碑が建てられ、その後、市へ寄贈された。
今回のクラウドファンディングの目標金額は297万円、返礼品なし。クレジットカード決済での申し込みは、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング」、現金の場合は市企画課ふるさと寄附金担当へメール(furusatokifu@city.kamakura.kanagawa.jp)か電話(【電話】0467・61・3845)かFAX(【FAX】0467・23・8700)で連絡すると申込書と納付書が送られてくる。
問い合わせは市文化課【電話】0467・61・3872。
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