本尊造立1300年を迎えた長谷寺は11月27日(日)まで、記念事業の一環として「光のインスタレーション〜あまねく光〜」と題したライトアップイベントを開催している。長谷寺観音堂に特別な演出と装飾が施され、幻想的な世界観を堪能できる。
このライトアップは、12月11日(日)まで開催中の「秋の夜間特別拝観」の特別企画として実施。本尊造立1300年を昨年迎えた長谷寺は、これまでさまざまな行事を実施してきたが、新型コロナの影響を考慮して、同企画を1年延長。フィナーレイベントとして観音堂が美しく照らされる。
演出は、空間デザイナーの長谷川喜美さんが担当。721年(養老5年)に制作されたと伝わる本尊の十一面観世音菩薩立像とその観音信仰や、長谷寺の長い歴史と未来へ続く物語を、切り絵のスタイルを用いた光で表現している。
長谷寺の山崎康史さんは、「5年前から企画してきたので、フィナーレに彩りを添えたい。観光客が戻りつつあるが、まだまだと感じているので、鎌倉観光復活の一助になれば」と語した。
長谷寺の紅葉は、17日現在で1〜2割ほどの色づきで、11月末〜12月初旬に見頃を迎える。ライトアップは日没から19時までで、秋の夜間特別拝観実施中の12月11日までは閉山時間を19時30分に延長する。
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