神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2022年12月9日 エリアトップへ

市役所移転、計画先で対話 住民主催し市職員と

政治

公開:2022年12月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
市担当職員と地元住民が参加した=3日・深沢学習センター
市担当職員と地元住民が参加した=3日・深沢学習センター

 鎌倉市の計画で市役所移転先となる深沢地区の深沢学習センターで12月3日、「もっと知りたい!鎌倉・深沢のみらい」と題した住民主催の集会が初めて開かれた。集会には、市役所移転や深沢のまちづくりを担当する市役所職員も出席し、現状や今後のスケジュールなどについて説明。参加した地元住民からは率直な疑問があがった。

 鎌倉市役所の本庁舎移転を巡り、市が2028年度の供用開始を目指す深沢。今回の集会はそのお膝元に居住し、モノレール「湘南深沢駅」近くでコピーライター事務所を構える木村吉貴さん(45)が企画した。その意図について木村さんは、「移転地区に住んでいるので市の説明会に参加もしたが、わからないことが多い」と言い、「市の職員と対話することで、住民に計画内容を把握してもらえれば」。

 初開催の集会には、周辺住民ら17人が参加。市からは市役所移転を担う市街地整備課、新庁舎を中心に街づくりを進める深沢地域整備課の職員が出席し、計画について言及した。

 市職員は、2020年に公開した深沢の土地利用計画案に沿って説明。市役所本庁舎のほか、商業施設や公園、都市型住宅など31ヘクタールに及ぶ計画図を示した。

「移転は決定?」

 説明後には、住民と市職員が対話。参加者からの「市役所移転は決まっている?」との質問に市側は、市議会12月定例会に提出中の市役所の位置変更に伴う「位置条例改正案」の採決結果が重要とした。また、「高齢者が市役所に行きやすいようバス路線の再編を」といった要望や、「災害時は大丈夫?」などの質問があがった。

 集会に参加した50代女性は「いつ、どんなものができるのか早く知りたい」、40代男性は「エリアマネジメントをどうしていくかが気になっている」と話した。

 主催した木村さんは、「みなさんの素朴な疑問を少しでも解消できてよかった。今後も市と住民の架け橋になって、このような機会を設けていきたい」と語った。

福祉クラブ生協の大試食会

11月2日 大船駅東口徒歩3分で「食のフェス」開催

https://www.fukushi-club.net/entry/form_gen.php?fcode=syoku_fes

<PR>

鎌倉版のトップニュース最新6

「失敗してきました」

7大陸最高峰制覇はお預け

「失敗してきました」

登山家・西川史晃さん

10月18日

勝部家が市民部門最優秀

勝部家が市民部門最優秀

ごみ減量・資源化コンテスト

10月18日

清泉女高、2年連続Nコン

清泉女高、2年連続Nコン

狙うは創部初の金賞

10月11日

最優秀提案者は日建設計

新庁舎計画

最優秀提案者は日建設計

市、DXの段階的導入評価

10月11日

被災者の輪島塗、買って支援

被災者の輪島塗、買って支援

大船リサイクル店で販売

10月4日

足掛け20年で1000回

足掛け20年で1000回

親と子の土曜朗読会

10月4日

NPO法人湘南鎌倉後見センターやすらぎ

市民ボランティア募集 10月30日、11月2日に講座開設

https://kohken-yasuragi.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook