市民団体「図書館とともだち・鎌倉」は11月25日、松尾崇市長のもとを訪れ、17年後の鎌倉市制100年での「鎌倉市史」編纂を要望した。
街の歴史をまとめる市史。鎌倉市では、1989年の市制50周年まで記念誌が発行されてきたが、その後の60年、70年、80年では市史編纂が実施されていない。
とともは、「市制100周年に向け、市をあげて取り組んでほしい」と松尾市長へ伝えた。また過去の制作で14年を要した例を踏まえ、「一刻も早く発議し、編纂委員会をつくってください」と要望した。これまでの経緯や、他市の状況について説明を受けた松尾市長は、「よくわかりました」と感謝を述べた。
鎌倉市では1959年、市制20周年記念事業として編纂委員ら20人によって「鎌倉市史」(全6巻)を発行。その後も、30周年時に「図説 鎌倉回顧」と「市勢要覧鎌倉」、45周年で「近世近代紀行地誌編」、50周年で「図説 鎌倉年表」と続いた。また1980年からは、鎌倉開府800年記念事業として鎌倉市史の続編などが企画・刊行された。
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