鎌倉 意見広告
公開日：2022.12.23
県政報告【16】
希望あふれる神奈川へ
神奈川県議会議員 永田まりな
９月７日から開会されていた令和４年第３回定例会が、12月19日に閉会しました。
決算特別委員会においては、「妊娠ＳＯＳ」について特に力を入れて質疑しました。本県は近隣一都三県に比べ相談日数、時間、総合的に見て少々見劣りしていると考えます。さまざまな環境において、予期せぬ妊娠をした方がひとりで悩むことのないよう手を差し伸べる事業は、女性新法が施行間近な今、大切です。
昨年、鎌倉市大船のコインロッカーに、赤ちゃんの遺体をお母さんが遺棄した事件は記憶に新しいのではないでしょうか。お母さんである女性を責めるのは簡単ですが、どうしたら防げたのか、赤ちゃんの命を守れたのか、福祉的な手助けは十分だったのか根本を考えて、その解決に向かう施策を考えるのが政治の仕事です。今回、県からは今後の改善に向けて前向きな答弁をいただいたので、今後の動きを注視していきます。
今年１年間の自身のテーマは「生きる希望を感じることのできる社会を」でした。不登校支援も女性支援も子育て支援もベンチャー支援も、そして共生社会に向けた取り組みについても、蒔いた種が芽を出すまで来年もしっかりと見守っていきたいと思います。
永田まりな
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