新たな門出を祝う「鎌倉市二十歳のつどい」が1月9日(月・祝)、1523人を対象に鎌倉芸術館で開催される。昨年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたのに伴い、イベント名称はこれまでの「新成人のつどい」から「二十歳のつどい」に変更となった。参加者はこれまで同様、20歳を迎える人。
今年の二十歳のつどいの参加対象は、2002年4月2日から2003年4月1日 までに生まれた人。鎌倉では男性730人、女性793人の計1523人で、前年より73人減少した。
コロナ下で、鎌倉市の式典は昨年に続いて2部制。卒業した中学で分けられ、1部は午前10時30から11時30分、2部は午後2時15分から3時15分の分散開催となる。
二十歳のつどいに向けては、参加対象者の中から応募などで選ばれた19人が実行委員会を組織。昨年7月から会議を10回ほど開き、企画や運営、演出を準備してきた。
テーマは「灯」
昨今、新型コロナや、ロシアによるウクライナ侵攻など暗いニュースが多い中、実行委員たちは二十歳のつどいのテーマを『灯(ともしび)』とした。メンバーの平井創さん(御成中卒業)は、「成人としてまわりを照らす存在に。さらには、自分の心に平等の灯を宿すといった思いを込めた」。実行委員たちは母校を訪ね、当日に使用する動画も制作した。
竹内ももさん(北鎌倉女子学園卒業)は、「参加する皆さんにとって心に残るようなものになれば」と話し、松岡美夕さん(腰越中卒業)も「20歳を迎えられるのは、周囲の支えがあったからこそ。当日は、中学の時のように話したり、笑ったりするのが楽しみ」と胸を躍らせる。
ちなみに、今年の20歳が生まれた時期には、日韓共催W杯開催、小泉元首相らによる初の日朝首脳会談、音楽ではSMAPの『世界に一つだけの花』が大ヒットした。
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