鎌倉市は1月30日、インターネット上で商品を売買する「メルカリShops」を活用して庁内の不要物品をリユースする取り組みを開始した。
同事業は、市と(株)メルカリ、(株)メルペイが2019年に締結した包括連携協定の一環。庁内で不要になった物品のうち、まだ使えるものや利用価値が高いものを選び、ネットショップに出品することで全国に向け販売する。リユース活動の推進により、物品を処分する際の処理費用を削減し、売上を市政の財源とすることで住民サービス向上を目指す。
事業を開始した30日は、腰越保育園の園舎移転により不要となった椅子や鍋、跳び箱などを出品。今後、ニーズなどを検証し、出品数を増やしていく。メルカリに出品する自治体は、鎌倉市が全国4例目で関東では初。松尾崇市長は、「循環型社会の実現に向けて、ごみの削減に寄与したい」と話した。
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