深沢を拠点に活動する鎌倉ラグビースクールが1月29日、横浜市で開催された「第15回大樹生命ヒーローズカップ」で初優勝を果たした。同大会は9人制ミニラグビーの全国大会で、地区大会を勝ち上がった24チームが出場。決勝戦では愛知県のチームと引き分け、同点優勝となった。
幼稚園から中学生まで総勢330人が所属する鎌倉ラグビースクール。同大会には小学6年生チームが臨み、関東大会を勝ち上がり4度目の全国大会に駒を進めた。
2日間にわたる全国大会では、6チームによる総当たりの予選リーグを5戦全勝で突破。全試合を通じて相手に1トライしか与えない内容で勝ち抜けた。続く決勝トーナメントも順調に勝ち上がり、決勝戦は5-5で決着がつかず、同点優勝となった。
キャプテンの石川将彦君(山崎小)は、「みんなで勝ち取った優勝。磨いたディフェンス力も発揮できた」と喜んだ。また、パスをさばいて攻撃のリズムを作った女子選手の中田都呼さん(久木小)は、「パスが出せるスペースを考えながらプレーできた」と勝因を語った。
強さの裏に練習量
チームの強さは、豊富な練習量にある。週2回の練習では、大学チームと同じメニューを取り入れ、タックルの1分間繰り返し、40m×2往復を30秒以内でダッシュするのを10セットなど。石川安彦ヘッドコーチ(47)は、「厳しい練習に挑戦して力をつけてきた。お互いを励まし合う気持ちも生まれた」。
6年生チームが小学生最後の目標とするのは、3月に行われる大会での優勝。これまでしのぎを削ってきたライバルチームへの勝利を目指す。
鎌倉版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|