「鎌倉まつり」(鎌倉市観光協会主催)が4月16日に鶴岡八幡宮で開催され、春の風物詩「流鏑馬(やぶさめ)」=写真=が4年ぶりに披露された。
流鏑馬は、鎌倉時代からの伝統武芸で、世の中の平和や幸せ、健康への願いを込めた神事として800年以上の歴史を持つ。鎌倉まつりでは、武士姿の射手が疾走する馬の上から3つの的を射抜き、命中すると拍手と歓声が湧き起こった。観客の女性は「すごい迫力に圧倒された」と話し、男性は「流鏑馬を見たのは4年ぶりで、コロナ前の鎌倉に戻りつつあるのを実感する」と喜んだ。
鎌倉まつりは2019年の開催以降、新型コロナウイルスの影響で中止や規模を縮小して実施してきた。4年ぶりの復活となった流鏑馬は、鑑賞席を先着600人限定で3月に発売したが、発売初日で完売するほどの盛況ぶりだった。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|