社会人チアリーダーチーム「東京ガールズ」で活躍する鎌倉市在住の柏木舞波さん(25)=写真=が今夏、アメリカプロバスケットボールリーグ「NBA」のチアリーダーオーディションに初めて挑戦する。
幼い頃からヒップホップダンスやバレエ、器械体操を続けてきた柏木さんが、チアリーダーを目指すきっかけになったのは大学3年の時。横浜市内で開催されたバスケのワールドカップを観戦した際、東京ガールズのチアパフォーマンスに魅了された。「メンバーの個性が生きたパワフルなダンスが魅力的だった」と迷わず入団を決めた。
入団から5年が経ち、世界バレーや3人制バスケ『3×3』、テレビ番組の出演などさまざまな舞台を経験。2019年には、東京ガールズの一員としてNBAの舞台に立つ機会にも恵まれた。同チーム代表の柳下容子さんは、日本人初のNBAチアリーダーで、教え子をNBAの舞台に輩出した実績を持つ。チームメイトから刺激を受けた柏木さんは、「最高峰の舞台で活躍したい」と夢を膨らます。
鎌倉高校出身。早稲田大学スポーツ科学部に進学し、スポーツビジネスを専攻した。卒業後は大手企業に勤務し、リモートワークをしながらチアの活動に注力する。
7月上旬から現地に入り、複数のチームのオーディションを受ける。合格すると1年契約でチーム専属ダンサーとして活躍できる。ライバルたちは、体の大きさを生かしたダイナミックな演技を得意とする。柏木さんは、「器械体操で培ったアクロバットな動きを生かし、気負わずに挑戦したい」と意気込む。
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