神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2023年6月23日 エリアトップへ

県内初「ボードエリア」新設 3海水浴場は1日から

スポーツ

公開:2023年6月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
海の家の建設が進む由比ヶ浜海岸=16日
海の家の建設が進む由比ヶ浜海岸=16日

 鎌倉市は6月19日、材木座、由比ガ浜、腰越の3つの海水浴場で、マリンスポーツが楽しめる「ソフトボードエリア」を県内で初めて設置する。同エリアは、遊泳場所とは別のスペースで、子どもたちを中心とした初心者向けのマリンスポーツが楽しめる。3海水浴場は、7月1日(土)から8月31日(木)まで開設される。

 鎌倉市は、今年3月の市議会で「鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例」を一部改正。今年から遊泳場所とは別のエリアで、先端が尖っていない柔らかい素材のサーフボードが使用できるようになる。

 今夏に向けて市は、ハード素材のサーフボードの使用許可も検討していたが、今年は安全面を考慮して、試験的にソフトボードのみを認めることとした。エリア内で使用できるのは、サーフィンボードとニッパーボード、本体にフィンが付いたボディーボード。いずれもボードだけが沖に流されないように、足首とボードを結ぶリーシュコードの装着を義務付けている。

ニーズが多様化

 ソフトボードエリアの新設について、市は「海水浴の楽しみ方が多様化してきたため」と話す。新型コロナの影響により、海水浴場開設を見送った2020年と21年を機に、利用者から「サーフィンやマリンスポーツを楽しみたい」という声があがっていた。

 設置場所は、漁協組合や海の家などの海浜組合、地域住民らと協議を重ねた上で決定。今年は試験運用の第一歩として、小中学生などの初心者でも安心してマリンスポーツが楽しめるエリアとして開設する。海水浴場の開設時間は、午前9時から午後5時まで。

昨年は過去最少

 市内3海水浴場における昨年の海水浴客は過去最少の27万7千人で、新型コロナ前の2019年に比べ約7万7千人減少した。新型コロナが5類移行した今年は、昨年以上の海水浴客が見込まれ、市観光課は「海水浴場のにぎわいを維持しつつ、海を身近に感じてもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。

鎌倉版のトップニュース最新6

サンマ1300尾ふるまう

江ノ島ともだち幼稚園

サンマ1300尾ふるまう

「認定焼き師」がコツ伝授

11月22日

「逃げ若」で観光推進

「逃げ若」で観光推進

22日〜1カ月間、コラボ企画

11月22日

出生数、今年は推定764人

出生数、今年は推定764人

直近15年で500人減へ

11月15日

本と出会える街角

朝食屋コバカバ

本と出会える街角

「誰かの1冊」が鎌倉巡る

11月15日

10日にリニューアル

鎌倉青少年会館

10日にリニューアル

中高生の居場所目指す

11月8日

漁港建設へ完成予想図

漁港建設へ完成予想図

来年度の着工見込む

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook