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健康管理に必要な生活習慣コラム【16】 取材協力/柳川クリニック 柳川健院長 胃がん検診の方法と早期発見・治療の重要性
胃がんは日本での罹患率と死亡率の第3位を占める疾患で、早期発見と治療の重要性が認識されています。主な胃がんの検査方法には、胃内視鏡検査と胃X線検査(バリウム検査)が挙げられます。
胃内視鏡検査は、細いカメラ付きの管を通して胃の内部を直接観察する方法です。この方法の利点は、小さい変化や初期のがんを見逃しにくい点と、必要に応じて組織サンプルを採取できる点にあります。一方、専門的な技術や設備が必要なことが挙げられます。
胃X線検査では、造影剤を飲み込み、胃の形状をX線で写真撮影します。この検査の利点は、専門医が不在でも技師が検査を行えること、短時間での検査が可能であること、そして鎮静剤を使用せずに済むことです。しかし、胃の細部の観察は難しく、組織診断ができないことや、造影剤を飲まなければいけないことが課題となります。
胃がんの早期発見の観点からは、胃内視鏡検査が高い効果を持つと言われています。ただし、患者の状態や検査環境を考慮し、どちらの検査方法が適切かを選定することが重要です。検査方法の選択にあたっては、それぞれの特性を理解し、専門家にご相談されることをおすすめします。
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こどもタウンニュースかまくら3月12日 |