鎌倉市教育委員会は11月15日、2025年4月の開校に向けて準備を進める中学生の不登校特例校について、全国初の「分校型」として設置する方針を発表した。
不登校の子どもの増加を背景に、市教委が由比ガ浜3丁目に計画する不登校特例校は、近隣の御成中の「分校」として、1学年1学級の計3学級を設ける見込み。通常の学校より授業時間を減らし、個々のペースに合わせた教育課程を編成していく。運動場や体育館がないため、必要時は御成中へ移動する。
11月現在で全国に24校設置される不登校特例校。「分校型」のほかに、特例校が独立した「本校型」、通常の学校の分教室として設けられる「分教室型」がある。当初、市教委は分教室型で調整していたが、分校型の方が教員の人的配置を充実させることができるとして方針転換した。
特例校への入学(転入)方法については、現在検討中。
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