(PR)
専門家に聞く前立腺がんの放射線治療 前立腺がん治療にSBRTが選ばれる理由とは
男性特有の病気の前立腺がん。大船中央病院の前立腺がんにおける「体幹部定位放射線治療(SBRT)」の治療数は年を追うごとに増加し、累計で1300人ほどがこの治療法を選択している。なぜここまでSBRTが選ばれているのか?
そもそもSBRTとは、高線量の放射線を短期間にがん病巣へ集中照射する放射線治療。治療効果を高めながら、副作用を減らし、治療期間を短縮するという3つの特徴を持つ。肺がん、肝臓がん、前立腺がんなどで用いられる。
同院の放射線治療センターでSBRTに取り組む鶴貝雄一郎医師は、前立腺がんのSBRTが増加している理由について、「従来の放射線治療に比べて短い通院期間で完治が望めるということが、がんを治すだけでなく、患者さんの生活を守ることにもつながるため」と話す。
SBRTは、入院や麻酔はなし。照射は1回20分、準備を含め病院に滞在するのは1日2時間ほど。体への影響は少なく、治療直後に車の運転や運動も可能だ。計5回の通院治療で、従来の放射線治療が平日毎日の1〜2カ月間通院が必要なのに比べて少ない。「治療頻度は週1〜3回で、患者さんの状態に合わせて調整しています」と鶴貝医師。
SBRTの特徴を知り、県内外から多くの患者が訪れる大船中央病院。「SBRTには技術、知識、経験が必要なため、実施できる病院は限られています。当院はここ2年のSBRT患者数が全国最多と報告されていますが(*)、さらに当院では、前立腺内のがんの存在部位に応じて照射線量に細かく強弱をつけることで、治療効果の向上と副作用の軽減を図る工夫もしています」(鶴貝医師)
費用面も含め、患者にやさしい治療というSBRT。その分野に身を置く鶴貝医師はこう語る。「当院は、SBRTを究めることで患者さんを支えることを目標にしています。患者さんを大切に想う方のためにも、一生懸命取り組みたいですね」と。
|
|
|
|
|
|
鎌倉市交通安全対策協議会初詣に合わせて鎌倉駅周辺の交通規制を行います。鎌倉への初詣は電車・バスをご利用ください。 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsuu_anzen/nennmatsu.html |
<PR>