初の海外遠征を経験したラ・プーラ・フェンテ（提供写真）
清泉女学院中学高等学校（城廻）の音楽部卒業生で構成する「ラ・プーラ・フェンテ」（佐藤美紀子さん指揮）が、11月２日にスペインで開催された「トロサ国際合唱コンクール２０２３」のフォークロア部門で２位に輝いた。
スペイン北部のトロサで開かれたコンクールは、世界６大合唱コンの１つに数えられる。大学生から社会人まで31人で挑んだ同合唱団は、12団体がエントリーした民謡などを歌うフォークロア部門に出場。副団長の下澤歩美さん（27）は、「長年の夢だった国際コンクールで賞を獲れてうれしい」と喜んだ。
中高に続く最高賞
国際コンクールを終えた同合唱団は、11月26日に新潟県で開催された「全日本合唱コンクール」にも出場し、最高賞にあたる文部科学大臣賞を２年連続で受賞した。
清泉女学院としては、中学、高校に続き３部門での最高賞獲得の快挙。下澤さんは、「海外での経験を生かせたことが結果につながった。着実に力も付いてきているので、これからも団員とともに清泉サウンドに磨きをかけていきたい」と話した。
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