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大船中央病院に聞く 「男性更年期障害外来が始まりました」
Q・男性更年期障害外来が大船中央病院で始まりましたね。どんな病気を診療するのでしょう?
A(松下医師)・女性の更年期障害が、閉経に伴う女性ホルモンの減少が原因で起こることをご存知の方も多いと思います。同じように男性もストレスなどを機に男性ホルモンが急に減少し、さまざまな不調の原因になっていることがあります。そういった方を見つけ出して減少した男性ホルモンを補充して体調を整え、より健康な心身を目指せるよう助けるのがこの診療の目的です。
Q・女性の更年期障害と同じように顔のほてりや、イライラの状態が続くのでしょうか?
A・はい。加えて勃起力や性欲低下、不眠、記憶力低下、うつ病を思わす症状が考えられます。正式な病名としては、加齢男性性腺機能低下症と生理学的な状態を説明した名前がついています。
Q・どのような診療をしますか?
A・詳細な問診、診察を通じて症状を把握し、男性ホルモンの測定と併せて他の病気が隠れていないか一般的な検査をします。さまざまな病気の可能性を見逃さないようにした上で男性ホルモンが低下していて補充が可能であれば補充します。具体的には男性ホルモンの注射ですね。症状が改善すれば定期的に注射を続けます。
Q・男性ホルモンの注射だけで良くなるのでしょうか?
A・とても良くなる方もいますが、残念ながら全然良くならなかった方もいます。なお勃起力の低下には別の薬の併用を推奨しています。
Q・注射に頼らず男性ホルモンを増やす方法はありますか?
A・食事や運動、睡眠ですね。まずはタンパク質を取ることが重要です。羊肉とニンニク、玉ねぎは特にいいそうで、ジンギスカンは良さそうですね。また強度の高い運動を念頭に糖質も必要だという先生もいます。運動は男性ホルモンだけでなく、その受容体も増やすため男性ホルモンの効果発現につながります。男性ホルモンは睡眠中に回復します。睡眠障害では回復せず低いままということが知られているので十分な睡眠も重要です。
Q・自費診療について教えてください。
A・診断のために健康診断や人間ドックでするような検査も含まれ、保険適用のない検査や薬剤の使用も想定されるので自費診療の外来として男性更年期障害外来を設けました。ご理解いただければと思います。外来は完全予約制で、第2・4月曜日の午後と、第1・3金曜日の午前に行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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