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公開日:2024.03.29
健康管理に必要な生活習慣コラム【18】
好酸球性食道炎とは?
取材協力/柳川クリニック 柳川健院長
Q・好酸球性食道炎と診断されました。どのような病気ですか?
A・好酸球性食道炎は、食道に炎症が起こる慢性的な病気です。この病気の特徴は、好酸球と呼ばれる白血球の一種が食道内に通常以上に集まってしまうことにあります。好酸球は本来、私たちの体を守るために働く細胞ですが、食道に過剰に集まると問題を引き起こします。
症状としては、食べ物を飲み込みにくい、胸焼けがする、胸に痛みがある、食べ物が胸でつかえる感じがするなどがあります。これらの症状は長く続くことがあり、日常生活に大きな影響を与えることもあります。
なぜ好酸球性食道炎が起きるのか、その正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、食物アレルギーや環境因子が関係していることが多いと考えられています。特に若い男性に多いという特徴があります。
この病気の診断は、内視鏡を使って食道の中を見たり、食道の一部を少し取って調べること(組織検査)によって行われます。治療には、問題となる食物を避ける、胃酸を抑える薬を使う、局所的に炎症を抑えるステロイド薬を使用するなどがあります。時には、食道を広げる治療が必要な場合もあります。
もし食べ物の飲み込みにくさや胸の不快感が続いている場合は、専門医に相談することをおすすめします。早めの診断と適切な治療で、症状を大きく改善できる可能性があります。
医療法人社団健生会 柳川クリニック
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〒248-0035鎌倉市西鎌倉1-18-3
TEL:0467-33-0857
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