(PR)
大船中央病院 市民公開講座 「脳卒中のあれこれ」 5月18日午後2時から 要予約
大船中央病院で5月18日(土)、市民公開講座が4年ぶりに開催される。同院アネックス館6階講義室で、午後2時から約1時間(1時30分開場)。今回は「脳卒中のあれこれ」と題し、同院副院長兼脳神経外科部長の高室暁医師が講演する。
症状は「突然に」
脳卒中は、脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血といった脳血管障害の総称。体の動きを中枢で統括する脳の血管が、詰まったり破れたりすることで起き、急に(卒然)発症することが病名に由来する。
脳卒中の主な原因とされるのは動脈硬化。高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の他、喫煙、運動不足、先天的な要素などが関係する。高室医師は、「脳卒中は誰にでも起こる可能性のある病気。生活習慣病のコントロールや、前兆を察知したら速やかに治療へ移行することが予防につながる」と話す。
また脳梗塞は、血栓が形成される原因より、脳血栓症と脳塞栓症の2つに大別される。脳血栓症の前兆は、「言葉が出てこない」「手足が震える」「片目が見えなくなった」「物が二重に見える」など。高室医師は、「症状は一過性な場合が多く、見逃さないことが大切」と話す。一方で脳塞栓症は、不整脈の一種である心房細動が主原因。「急な動悸や心臓の不規則な動きを感じたら、すぐに医療機関を受診してください」と呼びかける。
動画で解説
高室医師は、「脳梗塞や脳出血を一度発症すると脳内で傷痕となり、失われた脳の機能が回復することはありません。だからこそ発症させないことが大切です」と警鐘を鳴らす。
市民公開講座では、治療方法の紹介に加え、実際の手術の様子を動画で解説することで、脳卒中に関する知識と理解を深めていく。また、参加者の悩みや不安、疑問に答える時間も設けられ、高室医師は「理解を深めるだけでなく、予防にも役立ててもらえれば」と呼びかける。
参加は要予約。お申し込みは2次元コードから受付。
|
|
|
|
|
|
鎌倉市交通安全対策協議会初詣に合わせて鎌倉駅周辺の交通規制を行います。鎌倉への初詣は電車・バスをご利用ください。 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsuu_anzen/nennmatsu.html |
<PR>