壊れたおもちゃを修理するボランティアグループ「おもちゃDr(ドクター)s(ズ).かまくら」で今年4月、3人の新米ドクターがデビューした。
おもちゃ病院は、部品代などの実費を除き原則無料で「治療」するボランティア団体で、鎌倉では2002年に発足。4月には、石川弘二さん(61)、渡辺均さん(71)、河内理さん(75)がドクターとなり総勢20人で活動する。
石川さんは、定年退職を機にドクターに志願。「ものづくりに興味があったので面白い。いろんなおもちゃが来るのでワクワクドキドキ」と目を輝かす。修理ツールを自作する先輩ドクターに「すごい」と驚くのは渡辺さん。「現代のおもちゃを知る機会にもなる」と話し、学びもあるという。飛行機教室の開催経験を持つ河内さんは、「感謝の言葉がうれしい」とやりがいを感じている。
再開初日は29件
市内3カ所で毎月開催されているおもちゃ病院。4月22日には、大船保育園(大船2の10の24)での診療が4年ぶりに再開し、29件の修理を受け付けた。目覚まし時計の修理を依頼した40代女性は、「動かなくて困っていたが、1分で解決して助かった」と喜んだ。同園での次の開催は、5月27日(月)午前10時〜午後3時。(問)大嶋代表【携帯電話】090・8885・1119
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|