鎌倉市は5月31日、2023年1〜12月に市内を訪れた観光客の推定延べ人数が、1228万4233人だったと発表した。昨年の約1195万人を上回り、前年比102・7%と微増した。
鎌倉文学館の休館や大河ドラマ関連の観光客が落ち着き、一部寺社・施設で減少はしたものの、昨年5月8日に新型コロナが5類に移行した影響もあり、総数は昨年を上回ったと市は分析する。
市によれば、定点調査を行っている26の施設・寺社のうち、最も多かったのは鶴岡八幡宮で569万6647人(前年比97・2%)。
最も増加率が高かったのは県立近代美術館別館で前年比160・9%(1万9464人)。天園ハイキングコースが124・1%(22万3541人)、各寺社が115・3%(425万1948人)と続く。
一方で、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の関連企画などに区切りがついた鎌倉国宝館は前年比45・4%の4万1932人、鎌倉歴史文化交流館は同52・1%の1万8874人と減り幅は大きいが、来館者数はコロナ前と同程度だった。
3月末から休館した鎌倉文学館は、1〜3月下旬までの来館者が1万649人で前年比12・8%だった。
海水浴場開設期間中の海水浴客数は、24万6420人で前年比88・9%だった。
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