意見広告・議会報告
市政報告 高齢者の孤独死防止へ対策を 自民党・無所属の会 森功一
市議会6月定例会で、高齢者の孤立死対策について一般質問しました。
警察庁の調査では、今年1〜3月に自宅で死亡した1人暮らしの人が全国で約2万2千人確認され、65歳以上が8割近くを占めました。市内でも、救急隊による65歳以上の心肺停止傷病者の出動件数は2023年に170件あり、そのうち到着時に明らかに死亡していると判断し不搬送にしたのは96件ありました。
孤立死を防ぐため、福岡市が設置する見守り専用ダイヤル(24時間365日)を鎌倉でも導入するよう要望しました。専用ダイヤルがあると、近所で安否不明な人がいた場合に通報しやすくなると考えます。
また、万が一に備え鎌倉市で実施する終活情報登録事業(今年4月時点で登録10人)について、現在の登録要件「65歳以上の1人暮らし」からもっと利用しやすいよう要件緩和を要望しました。市からは、緩和を検討していく旨の回答を得ました。
1人暮らしの高齢者が尊厳を保ち、幸せな生活が送れるよう市の取り組みを注視していきます。
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