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健康管理に必要な生活習慣コラム【19】 がんのスクリーニング検査とは? 取材協力/柳川クリニック 柳川健院長
Q・がんが心配です。何の検査を受けたら良いのでしょう?
A・がんのスクリーニング検査は、症状のない人に対してがんを早期発見するための検査です。そして、有効なスクリーニング検査とは、その検査をすることにより、死亡率を低下させることが示されている必要性があります。そうした科学的根拠があるとされる主要なスクリーニング検査には、以下のものがあります。
【1】乳がん:マンモグラフィー 【2】子宮頸がん:細胞診(パパニコロウ検査) 【3】大腸がん:便潜血検査や大腸内視鏡検査 【4】肺がん:重喫煙者などに対する低線量CT検査 【5】胃がん:バリウム検査や胃内視鏡検査
一方、広告や一部の人間ドックで推奨される血液検査や遺伝子検査などには、がんの早期発見に確実な効果が証明されていないものも多くあります。これらの検査は、無症状でも異常データが出ることで不必要な検査を誘発し、不安を増す原因にもなり得ます。
適切なスクリーニング検査を受けるには、信頼できる医療機関で科学的根拠のある検査を選び、主治医と相談することが重要です。「国立がん研究センターのがん情報サービス」も参考にしてください。正しい知識を持ち、効果的な検査を受けることで、がんを早期に発見し、健康を維持しましょう。
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