二階堂の鎌倉青少年会館(フレンドリー鎌倉)の建物横に、防犯カメラ付きの「みまもり自動販売機」が7月4日、設置された。
キリンビバレッジ(株)が開発したもので、夜間も撮影可能で目線の高さにカメラがあるため、犯罪抑制などの効果が期待されている。さらに、購入代の一部が鎌倉市の教育支援のための鎌倉スクールコラボファンド(SCF)に寄付される。
設置したのは、フレンドリー鎌倉1階でデイサービスセンターを運営する社会福祉法人きしろ社会事業会。地域共生社会の推進のため、これまでも地域の居場所づくりや移動支援といった取り組みを行ってきた。
今回は、「子どもの教育は行政だけでなく、社会全体で行っていくもの」と鎌倉SCFの趣旨に賛同し、寄付型自販機の設置を決めた。防犯カメラ付きにしたことで、地域の人とともに街の安全・安心を見守る狙いもある。
昨年度は13万円寄付
SCFへの寄付付き自販機の設置は、今回で11台目。市によれば、昨年度は全体で約13万円分の寄付が集まった。
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