県政報告vol.16 県民の命と健康と暮らしを守る政治 立憲民主党・かながわクラブ神奈川県議会議員飯野まさたけ
防災・防犯などの一般質問を行いました。令和6年第3回定例会(9月20日)において【1】鎌倉市内の急傾斜地崩壊対策事業【2】海岸の防潮扉の管理運用等【3】被災者の生活再建に向けた災害ケースマネジメント【4】白タク行為に向けた取組【5】ふるさと納税の取組【6】内部通報制度【7】県内での宿泊を促す取組【8】障がい福祉における相談支援体制の充実【9】障害者支援施設やグループホームの待機者【10】県民の文化財保護意識の向上に関する取組を質しました。主なものを報告します。
急傾斜地の崩壊対策
鎌倉市内の急傾斜地崩壊対策事業について。過去発生のがけ崩れ件数が、県内全市町村の中でも3番目に多い鎌倉市の急傾斜地崩壊対策事業にどう取り組むのか質しました。県土整備局長から、できるだけ緑を残す工法など、地元の方々のご理解を得ての事業推進、近年の土砂災害の頻発化を踏まえ、今年度、水防災戦略策定前に比べ、1・6倍以上の事業費の確保など、鎌倉市内の急傾斜地崩壊対策事業にしっかりと取り組む旨の答弁を得ました。
防潮扉の管理運用
海岸の防潮扉の管理運用等について。操作従事者が防潮扉の危険な作業を行わないで済むような検討も必要であるところ、防潮扉の管理運用等にどう取り組むのか質しました。県土整備局長から、出入りの少ない箇所は防潮扉の統廃合、利用時のみの開閉とするなど、操作すべき施設を減らす取組を進めること、防潮扉の新設や改築に際し自動化の検討などする旨の答弁を得ました。
災害ケースマネジメント
被災者の生活再建に向けた災害ケースマネジメントについて。被災者一人ひとりに寄り添ったきめ細やかな被災者支援体制の整備が必要ですが、どのように取り組むのか質しました。知事から、大規模災害にも対応できるよう、東日本大震災で構築した体制を基に、市町村や関係機関との連携による実効性のある支援のあり方を検討し、一人ひとりに寄り添い、円滑な生活再建につなげる被災者支援体制の整備に取り組む旨の答弁を得ました。
白タク行為の防止
白タク行為に向けた取組について。鎌倉をはじめ横浜や箱根など多くの観光地、近隣都県の空港、大さん橋などの港などで相当数の「白タク」行為が行われているのではないか、今後どう取り組むのか質しました。県警本部長から、違法な白タク行為の指導取締りを強化するとともに、関係機関・団体等とも連携しながら、白タク行為の防止に関する諸対策を講じる旨の答弁を得ました。
前向きな答弁を得られました。引き続き政策を前に進めることができるよう、更に努力して参ります。
|
|
|
|
|
|