壊れたおもちゃを修理するボランティアグループ「おもちゃDr(ドクター)s(ズ).かまくら」が、被災地・石川県輪島市内から預かってきたおもちゃを無償で「治療」している。
おもちゃ病院は、部品代などの実費を除き原則無料で修理するボランティア活動。手先が器用で、さまざまな知識を持つ「ドクター」が治療にあたっている。
今回は、被災地支援活動の一環で、鎌倉市から被災地で支援活動を続ける市社協や防災士ネットの協力を得て、9月に輪島市でおもちゃ6点を預かってきた。
30日の大船での活動日には、スピーカーに不具合があるピアノなどを修理。ドクターは「小さいスピーカーに変えたら、音は出るには出た」「からくり時計のものだとどうかな」と知恵を出し合い、作業を進めた。大嶋武志代表は「直してほしいということはきっと大切なもの。修理して喜んでもらえたら」と話す。
おもちゃ病院は御成町・大船・笛田で活動中。(問)大嶋代表【携帯電話】090・8885・1119
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