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鎌倉版 公開:2024年10月18日 エリアトップへ

勝部家が市民部門最優秀 ごみ減量・資源化コンテスト

社会

公開:2024年10月18日

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受賞の喜びを語る勝部さん親子=5日・きらら鎌倉
受賞の喜びを語る勝部さん親子=5日・きらら鎌倉

 鎌倉市らが主催したごみの減量、資源化のアイデアを競うコンテスト「第1回鎌倉サーキュラーアワード」の表彰式が、10月5日に鎌倉生涯学習センター(きらら鎌倉)で開かれ、市民部門で長谷在住の勝部さんファミリーが最優秀の金賞を受賞した。同コンテストには、事業者部門とスタートアップ部門を合わせた3部門に計117件のアイデアが寄せられた。

 ごみ減量・資源化のアイデアを共有し、持続可能な資源循環を促進することを目的に、市や慶應義塾大学、(株)カヤックをはじめとする地元企業や市民団体が企画した鎌倉サーキュラーアワード。今年6月から8月にアイデアを募り、市民部門61件、事業者部門31件、新たなビジネスモデル創出を目指すスタートアップ部門には25件の応募があった。

「紙」を「布」で代用

 市民部門で金賞を獲得したのは、「たけみちブラザーズとその家族」。小学生2人を含む4人家族の勝部家は、家庭から多く排出していたティッシュやキッチンペーパーといった紙を、これまでは捨てていた子ども服やタオルの布に置き換えることで、ごみの削減を図った。衣服やタオルをハガキ大にカットし、紙の代わりに使うことで、「ティッシュやキッチンペーパーを使う量が半分ほどに減った」と母・貴子さんは振り返る。

 また、衣服やタオルの資源循環につながり、家族で取り組むことでごみ削減への意識が高まりごみ箱が溢れなくなったという。貴子さんは受賞について、「家族の励みになった。アイデア自体は特別なものではないけれど、子どもの新しい習慣になった」と言い、「フライパンを布で拭くとあっという間にきれいになりますよ」と笑う。

 スタートアップ部門は、ごみを遠くまで運ばず、燃やさずに資源化できる移動可能な小型アップサイクルプラントを提案した(株)JOYCLEが金賞を獲得。事業者部門は順位をつけず、食べ残し削減に取り組む鎌倉観光いちご園などが認定事業者となった。

 市は引き続きごみ減量への関心を高めていこうと、アイデアコンテストは来年も開催予定。

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