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"しぜんと、人に向く"――。湘南・藤沢の住宅ブランド「TAYUTAU」の魅力を探る~鎌倉・山ノ内に新築誕生~
湘南エリアで不動産業を手掛ける(株)セット(本社・藤沢市)が新たな分譲地ブランド「TAYUTAU(たゆたう)」を立ち上げた。コンセプトは"しぜんと、人に向く"――。人にも環境にも優しい暮らしを目指し、プロジェクト第一弾に選んだ地は鎌倉市山ノ内。ブランド発足後、初の物件で、2024年11月末に完成した。
国語辞典で「たゆたう」という言葉を調べると「ゆらゆら動いている。漂う。」などとある。草木が静かに揺れ動く光景や、水面が優しく揺れ動くような場面で使われるようだ。建物が性能や機能、いわゆる数値だけを追い求めるのではなく、目に映る情景や心地よさを大切にしながら人に向き合い、人の目線から住まいを考えることを忘れないように、と名付けられた。
「人がありのままで暮らすために、必要なことを考え抜いたブランド。地域の人々に愛されてきた土地へのインパクトを最小限に抑え、環境の魅力を最大限引き出すことで、自然と調和した美しく過ごす日々を提供する」という想いが込められている。
セット社が設計を依頼したのは、秋田県で設計事務所「もるくす建築社」を主宰する建築家・佐藤欣裕氏。スイスやオーストリアのサスティナブル建築の影響を受け、環境建築分野を中心に活動している。TAYUTAUは佐藤氏なくして生まれなかった。
「自然界の原理に逆らわない"原理的な住まい"にこだわった。風の流れや日射環境、蓄熱など自然の力をうまく活かし、心地良く暮らせる家の形を紐解いていった」と振り返る。
―ドイツ製サッシ「ユニクルス」―
住む人が暑くも寒くもなく、快適であると感じられる温度、湿度の環境を示す「温熱環境」。TAYUTAUでは、環境先進国であるドイツのメーカーがつくる樹脂製のサッシ「ユニルクス」を選定した。スタッフ自ら現地へと足を運び、世界レベルの材料を実際に目で見て確かめた。
3枚のガラスによって構成されるその窓と窓枠は、ガラスとガラスの間に空気よりも熱伝導率の低いアルゴンガスが充填されているのが特徴。幾層にも重なる空気の壁が優れた断熱材となり、室内に入ってくる熱を抑えてくれる。またトリプルガラスは表面に金属の膜がコーティングされ、太陽の熱を吸収・反射し、ほぼ室内に入ることはない。冬は室内の暖かさも逃げにくくなり、家のなかを1年中快適な温度で保つことができる。
―断熱・風の抜け―
屋根断熱には木材を原料に作られた「ウッドファイバー」を使用。蓄熱性に優れた断熱材で、厚さ300mmほど吹き付けることで、太陽熱が室内に届くまでのスピードを緩やかにし、室温への影響を抑えた。
湿度が高くなると空気を取り込む量を家自体が調整し、換気するシステムも導入。湿度に応じて伸び縮みするナイロン製のリボンを給気口に取り付け、湿度が高くなるとリボンが伸び、開口部が広がることで空気を取り込む仕組み。電気を使わず、素材の伸縮によって入る空気量が調整される。まるで家が呼吸しているようだ。
―日本の伝統技法「大和張り」―
小幅の板材を間隔を空けて張り、その上から板の両端が重なるようにして張り合わせていく日本の伝統技法の一つ「大和張り」。光が当たると陰影が生まれ、規則的で凹凸のある独自の張り方には、温かな趣が感じられる。
塀に用いられることの多かった大和張りを住宅の外壁に取り入れることで、壁の内側に溜まる湿気を逃がし、家自体を長く健康な状態に保つ方法を考案し、外壁を作り上げた。数ある木材の中で屋久島地杉を使用した背景には「森を守りたい」という現地の生態系保全につなげる狙いがある。
―細部のこだわり、随所に―
「人間らしい感覚を大切にしたい」との想いから、室内の光は最小限に、選び抜かれたものだけを備え、できるだけ自然光を活かした。人の暮らしに本当に必要な明かりに向き合っている。
また、北海道で産出される天然素材100%の塗り壁「エコウォール2.0」も使用。多孔質な特性で、調湿・消臭・化学物質(ホルムアルデヒド)を吸収するので、家族の健康を守ってくれる。
都会の喧騒から離れ、自然のそばでゆるやかに暮らす――。多くの人々が憧れる生活スタイルだ。物件は、横須賀線「北鎌倉駅」から5分ほど歩いたところに立地する。緑豊かで魅力あふれる周辺環境にも触れたい。
禅宗の寺院を格付けした「鎌倉五山」の円覚寺や建長寺、浄智寺などが点在するエリア。いたるところで写経や座禅の体験ができる。「花の寺」として親しまれる明月院は時季になると、約2500株のアジサイが咲き誇る。
また、地元産品をアレンジした料理が人気の古民家レストラン「航」や、本格的なドリップ珈琲が味わえる「珈琲 綴」など飲食店、陶芸所「明月窯」でワークショップを楽しむなど、日常に潤いを与えてくれるスポットも軒を連ねるほか、ハイキングコースも近いため健康維持も期待できそうだ。
山ノ内について「鎌倉検定1級」を持つ石塚裕之さんは「自然と文化が見事に調和する鎌倉屈指の美しいまち。四季折々の花や蛍といった自然の恵みと、ありがたい仏さまたちがいつも笑顔で迎えてくれる。懐深く、静かで穏やかな北鎌倉界隈の雰囲気は、大のお気に入り。中世鎌倉へ思いを馳せながらいただく珈琲は、私の元気の源です」とコメントした。
11月27日には、現地で施工に携わった関係者ら向けの内覧会が開かれ、佐藤氏から欧州における建築材料のアップサイクルの取り組みや、特別な価値を望むユーザーに向けた表現についての考え方などを力説した。
あいさつに立ったセット社の代表取締役・谷賢一郎氏は「弊社のミッション"まちの生態系を紡ぐ"を体現する物件。この山ノ内という地に程よくなじんだ景観の中で、新たな暮らしが紡がれていくことを願っています」と語った。
株式会社セット
神奈川県藤沢市南藤沢8番7号 ビッグリバービル5F
TEL:0466-24-2478
FAX:0466-24-2487
セット https://www.set-fujisawa.jp/
TAYUTAU https://set-tayutau.com/
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