涙腺が次第に緩み、こぼれ落ちそうな涙を手で拭う-。通称「なみだ先生」、感涙療法士として全国で「涙活(るいかつ)」を広める吉田英史さん(49・関谷在住)が、11月26日に地元鎌倉でイベントを開催した。
雪ノ下の飲食店「鎌倉veganジェラートalonalone」で行われた涙活では、泣くとストレス解消になる仕組みを科学的根拠に基づいて吉田さんが解説。その後、涙を誘う映像や手紙に参加者は目を潤ませた。
映像は家族や動物などさまざまな題材のものを流し、吉田さんは「人それぞれ異なる泣きのツボを知ってもらい、その題材をもとに週に1回は涙活を」と話し、ストレスフリーな生活を促した。参加した50代女性は1年半ぶりに泣いたと言い、「私の泣きのツボは母ということが確認できた。リフレッシュするために泣ける時間を作っていきたい」と笑顔を見せた。
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