地元住民ら33人で構成する「源頼朝会」が11月28日、頼朝の墓(法華堂跡)の周辺にアジサイを植樹した。
西御門の白旗神社そばにある頼朝の墓。鎌倉幕府を開いた頼朝の顕彰を目的に活動する同会では、命日に合わせて毎月13日に墓前の花を入れ替えたり、ごみを拾ったりしている。今回の植樹にあたっては、アジサイの名所・葛原岡神社から株を譲り受け、メンバーや近隣住民らが階段脇などに8本を植えた。
春にサクラ、秋にはイチョウが彩りを添える頼朝の墓。アジサイの植樹により、初夏の来訪者の楽しみも増えそうだ。同地は国指定史跡のため、市や国と調整しながら植樹を進めた源頼朝会の木村由利子会長(75)は、「お参りに来てよかったと思える場所になっていけば」と期待を膨らませる。
同会では、毎月の清掃に協力してくれる人を募集中。
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