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湘南鎌倉総合病院 がん拠点病院で広がる選択肢 陽子線治療システム導入
テニスコート1面分ほどの空間に、ビル3階に匹敵する高さはあろう巨大マシン。湘南鎌倉総合病院が、がん治療のために先端医療センターへ導入した「陽子線治療システム」だ。
厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」に指定され、手術、放射線治療、薬物療法(抗がん剤)を組み合わせて、患者により適切な治療を提供する同院。「がん拠点病院として、より良い治療を選択できる環境が整っています」と放射線腫瘍科の大村素子主任部長は話す。
日本人の死因で最も多いがんに対し、同院も受け皿を広げていく中で2022年1月から新たにスタートしたのが陽子線治療。当時、全国で19番目となる陽子線治療施設となった。
同施設でこれまで小児がんや肺がん、頭頸部がん、前立腺がん、肝胆膵がんなどの治療にあたってきた陽子線治療部長の徳植公一医師は、「放射線を腫瘍の病巣1点に集中して照射するため、周囲の正常部分に放射線が当たらず体全体の負担を軽減できます」。さらに「生活パターンを大きく変えることなく治療を受けられ、働きながらでも進められます」と言い、陽子線治療にかかる時間は1回が1時間以内、それを平均20回ほどだ。
1月26日(日)に講座
そんながん医療を担う陽子線治療室の見学会などもある新春拡大公開医学講座を、1月26日(日)に開催する。
「肺がんの早期発見と治療の選択について」と題し、陽子線治療にも触れる講演と見学、個別相談を予定。午後1時から4時まで。参加無料。事前予約制で、定員は講演会70人、陽子線治療室見学会20人、放射線治療科専門医による個別相談会10人。希望者は左記二次元コードの申し込みフォームへ。
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