意見広告・議会報告
県政報告㉔ プラごみゼロ宣言を一歩前へ 神奈川県議会議員 永田まりな
12月19日に令和6年第3回定例会が閉会しました。
所属している環境農政常任委員会では、令和9年度末で終了を迎える環境保全基金の今後の基金の活用方法について議論をし、以下要望しました。
「環境保全基金の原資は6億円だが、事業に充当する運用益は約52万円となっており、現状の運用型では、小規模な事業展開にとどまってしまうことは理解できる。よって、今回、基金を取り崩して活用し、環境保全の更なる推進を図っていくという方針を打ち出したことは、評価するところである。環境保全は、県民にとって身近な問題であり、関心も高いので、基金をしっかりと有効に使って実効性のある事業を積極的に展開していくことは、非常に有意義なことと考える。ぜひ、今後、6億円の原資を有効に活用して、環境保全の取り組みをさらに進めていただきたい」
議論の途中では、全国に先駆けてプラごみゼロ宣言をしている神奈川県(鎌倉市も同時に宣言)の取り組みが普及啓発ばかりになっていることを指摘し、鎌倉市ではよく行われているイベント等でのリユース食器の活用などを例にあげ、県がリードをして、環境保全の取り組みが市町村ごとに差が出ることのないよう、先進的で実効性のある取り組みをすることも強く要望しました。令和7年以降も引き続き議論を深めていきます。
2024年も終わろうとしています。2025年も引き続き鎌倉の課題を県にぶつけ、県政の今を発信していきます。
みなさま、よいお年をお迎えください。
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